コント アルマン クロデゼプノーのときめき [デギュスタシオン]
ポマールの畑で、グランクリュに昇格させるとしたら?
真っ先に名前が挙がるこのモノポール クロデゼプノー!
生産者とクロデゼプノーとの邂逅!
コント アルマンの醸造責任者、
バンジャマン ルルー氏とのディナーに、お招きいただきました。
まずはウエルカムシャンパーニュで、氏がいらっしゃるのを待ちます。
アンリオ ブラン スーベラン
華やかで、少し煙い感じがする香り。
果実の切れのよさと、ミネラル広がる後味の辛味。
いよいよ山田シェフ(写真 左)の紹介で、バンジャマン氏の登場です!
なんと今回は前醸造責任者のパスカル マルシャン氏(中央)も、いらっしゃいました!
バンジャマン氏(右)は、99年より醸造責任者に、23歳の若さで就任。
ビオディナミを99年から本格的に取り入れた、革新的な考えをもつ。
白ワインで、改めて乾杯です!
AC ブルゴーニュ ブラン05 コンドメーヌ
樽を感じる芳ばしい果実味。樽熟成20か月。
ミネラル感じる厚い果実味。とにかくボリュームがすごい!
本来はヴォルネーの村名の畑(ムルソー寄り)に、シャルドネを植える。
ムルソーではないが、エレガントで、なんとも不思議な白ワイン。
50%マロラティック発酵。
ヴォルネー 06
乳酸をしっかりと感じる香り。若々しいピノのニュアンス。
味わいは乳酸の味わいが丸く、タンニンも優しい。
100%マロラティックを施している。
後味は、フレッシュ&フルーティー。軽やかで、ミネラリー。
この06を飲んで、この場で言うのは憚られたが、このマロラティック具合は。。。
まさにプリューレ ロックの傾向を感じる、自然派のマロ。実は、とっても好み!(笑)
さて、ここからいよいよクロデゼプノーの飲み比べ!
94年までは、このクロデゼプノーしか所有していなかったそう。
この00年代と90年代の、暖かかった年と、寒かった年をそれぞれ比較試飲。
ポマール クロデゼプノー 04
麦わらの畑に飛び込んだような、藁や土の香り。
しっかりとした香ばしい果実味に、ミネラル感じる味わい。
ポマール クロデゼプノー 02
堆肥や馬小屋のニュアンスが、しっかりと感じられるポマールらしい香り。
ミネラルと香ばしい果実味の折り合う、力強くも、美しいバランス。
ポマール クロデゼプノー 99
熟成したピノ ノワールのすばらしい香り。ルビー色。
乳酸感じる果実味の甘みに、スパイシーな旨みが追いかけてくる!
熟成したポマールって、本当に旨みのかたまり!
前責任者のパスカル氏も、ブルゴーニュは「旨みのワインだ」と。
ポマール クロデゼプノー 96
枯れた土のニュアンスと、乳酸の香り。
スパイシーなタンニンと果実味のバランスが、抜群のうまさ。
ポマールは、本当に土を感じさせる。
不思議なことに、いずれのヴィンテージも、
時間とともに、ポマールでは感じたことのない、ヴォーヌロマネ系の妖艶な香りが!
これがグランクリュクラスの真髄なのですね、ベンジャマンさん!!
山田シェフの素晴らしいお料理も、最高にマリアージュ。
カリフラワーのムースとにんじんのソルベ 生雲丹とコンソメのジュレ
タラバガニとアボカドのタルタル仕立て 根セロリのピューレ
サマートリフの香り 赤ピーマンのムースを添えて
ドング産グルヌイユのムニエルとエスカルゴ
香草バターのソースタルト仕立て
香ばしく焼き上げたフォアグラのポワレ
茄子のフリット添え バルサミコのソース
フランスヴァンフデ産ポルチーニ茸を詰めたうずらの炭火焼き
パートフィローに隠した有機野菜のポワレ
桃のコンポートと桃の軽い泡のスープ ヨーグルトのソルベとのマリアージュ
青柚子の香り
ブログでは語りつくせない、生産者との楽しいひと時。
日食の新月の夜に起きた、奇跡を体験!ご馳走様でした。
六本木コジトにて。
すばらしい会食ですねぇ~☆
羨ましいです!
by にょにょ (2009-07-24 06:49)
にょにょ様、
造り手と飲むワインは、
やっぱり格別ですね!
by Wino (2009-07-24 07:57)
すばらしいワインと美味しいお料理
すばらしい食事会
嬉しいですね
なすのフリット美味しそうです
by ryuji_s1 (2009-07-27 09:25)
ryuji様、
造り手を囲んでのワインは、最高でした!
ワイン飲みにとって、これ以上の時間はありません!!
by Wino (2009-07-28 00:20)